”うつ”に効く食べ物とはなにか?
”うつ”の治療になる食べ物
”うつ”に効く食べ物とはなにか?
”うつ”患者は脳内物質のセロトニンが少なくなってい
ますので、単純にセロトニンを増やす食べ物が、”うつ
”を改善することが出来ます。
”うつ”患者に不足がちなセロトニンは、必須アミノ酸
のトリプトファンから出来ています。このトリプトファ
ンを多く含む食べ物を食べればいいということです。
必須アミノ酸とは、体内で十分に合成が出来ずに不足し
てしまうため、栄養分として摂取しなければいけないア
ミノ酸のことを言います。
普段の食事の食べ物の中では、乳製品や肉類などに、ト
リプトファンが多く含まれています。その中でも特にレ
バーやチーズ類には、豊富なトリプトファンが含まれて
います。
トリプトファンの含有量(食品100g当たり)
バナナ 10mg/100g
豆乳 53mg/100g
牛乳 42mg/100g
ヨーグルト 47mg/100g
プロセスチーズ 291mg/100g
ひまわりの種 310mg/100g
アーモンド 201mg/100g
肉類 150〜250mg/100g
赤身魚 200〜250mg/100g
糸引納豆 242mg/100g
すじこ 331mg/100g
たらこ 291mg/100g
白米 89mg/100g
そば 192mg/100g
(Wiki:トリプトファンより引用)
もちろん、”うつ”患者に限らず、食べ物はバランスが
大事です。ただ、トリプトファンを含む食べ物だけ食べ
ていればいいというわけではありません。セロトニンの
吸収を促進させる効果も高い、ビタミン群を含む食べ物
も、当然”うつ”の改善には大事な食べ物です。
ビタミンB群は”うつ”などの精神的な問題を予防する
効果があると言われています。
【ビタミンB1の多い食品】
◆肉類 豚ヒレ肉・ソーセージ・ベーコン・鶏レバー・牛レバー・豚レバーなど
◆穀類 小麦胚芽・そば粉・玄米・きりたんぽなど
◆豆類 きな粉・グリンピース・えんどう・枝豆など
◆種実類 ひまわりの種・カシューナッツ・ごま・ピスタチオ・くるみ・銀杏など
◆魚介類 うなぎ・たらこ・かつお節・しまあじ・ぶりなど
◆藻類 ほしのり・岩のり・まこんぶ・ほしひじきなどビタミンB2の多い食品
◆魚介類 どじょう・からすみ・いくら・うなぎ・ぶり・まいわしなど
◆藻類 ほしのり・焼のり・いわのり・ほしひじきなど
◆肉類 豚レバー・牛レバー・鶏レバー・すっぽんなど
◆乳類 パルメザンチーズ・カマンベール・全粉乳など
◆卵類 うずら卵・鶏卵など
◆その他 アーモンド・納豆・大豆・しその葉などビタミンB6の多い食品
◆魚介類 まぐろ(赤身)・かつお・さんま・さば・いわし・にしんなど
◆肉類 牛レバー・豚レバー・鶏レバー・卵黄など
◆種実類 ピスタチオ・ひまわりの種・ゴマ・ピーナッツなど
◆野菜・果物類 にんにく・バナナ・アボカド・ピーマン・じゃがいもなど
◆その他 きなこ・あおのり・玄米などビタミンB12の多い食品
◆魚介類 さんま・いわし・かつお節・いわし・いか・しゃこ・このわた・さばなど
◆貝類 しじみ・赤貝・あさり・はまぐり・かき
◆肉類 牛レバー・豚レバー・鶏レバー
◆海藻類 ほしのり・味付けのり・焼のり・いわのり・あおのり
◆卵・乳製品 うずらの卵・卵・牛乳
また、女性の”うつ”にも効果のあると言われているビ
タミンDを含む食べ物も”うつ”の改善には有効です。
ビタミンDを含む食べ物には、いわし、たら、かれい、
サケなどの魚類。トリプトファンを多く含む、乳製品や
レバーなどにも含まれているので、これらの食べ物から
なら、効率よく”うつ”に効く食べ物が摂取できます。
ビタミンDは、亀が甲羅干しで、太陽の光りを浴びるこ
とによって、体内に作られますが、人間も同じように、
太陽の光りを浴びることによって、このビタミンDが体
内に作られます。
”うつ”患者が太陽の光りを浴びることによって、脳の
機能に好影響を与え、改善に繋がると、言われています
が、このビタミンDも関係しているのかも知れません。
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