それは”うつ”じゃない!気分変調症かも!?

うつ,気分変調症

 

 

 

 

それは”うつ”じゃない!気分変調症かも!?

 

 

 

気分変調症

 

 

 

気分変調症とは、”うつ”にとてもよく似た疾患で、”
うつ”と同じように、気分の冴えない”うつ”気分が、
1日中続いている状態の症状です。

 

 

 

わかりやすく言うと、明確に躁状態ではない、”うつ”
症状であるが、大うつの症状の基準に達していない気分
障害ということ。まあ、軽めの”うつ”ということにな
るのでしょうか。

 

 

 

だったら軽度の”うつ”でいいとも思うのですが、とに
かくこのように定義されているようです。

 

 

 

気分変調を英語にすると、Dysthymia。Dysは不調という
意味であり、thymiaとは、不安や焦燥、抑うつなど、不
快な気分を表現する時の言葉です。

 

 

 

気分変調症という言葉は、以前から日本で使用されてい
たわけではなく、以前は「抑うつ神経症」「神経性うつ
病」などと言われていて、病気というよりも、性格的な
問題
と考えられていたようです。

 

 

 

 

 

気分変調症は、”うつ”に非常に良く似ているが、症状として、

 

 

 

「いつも落ち込んでいる」

 

「”うつ”より症状が軽い」

 

「”うつ”よりも期間が長い」

 

 

という点が、”うつ”と違う為、”うつ”とは別の病気
であると区別されています。

 

 

 

 

”うつ”の診断は、専門の医師ですら難しいといいます
が、特にこの気分変調症は判断が難しいのではないかと思います。

 

 

 

当初”うつ”と診断され、軽症の”うつ”が続いている
と思われていたら、実は気分変調症だったと気づき、通
院中に、病名が変わる事もよくあると聞きます。

 

 

 

 

気分変調症は、その発症があまりはっきりしてものでは
なく、長期に渡り潜伏しているような感じになるので、
本人が異変に気づくのが遅くなる傾向があり、発症して
から、受診するまでにかなり長い時間がかかるといわれ
ています。

 

 

 

中には、発症してから10年近くかかってやっと受診し
てきたという、患者さんもいるほどです。微妙な病気で
すから、本人も周りの人も、病気というより、性格的な
問題と考えてしまうのかもしれません。

 

 

 

 

このように、なかなか気づきにくい気分変調症ですから、
実際通院している人よりも、かなり多くの人が、この気
分変調症に罹患していると考えられています。

 

 

 

また、”うつ”と診断されて通院している人の中にも、
実は”うつ”ではなく、気分変調症であるという人も、
かなりの数になるのではと予想されています。

 

 

 

 

気分変調症の発症年齢の傾向

 

 

 

20歳前後の若い年齢ではなく、20代から30代が中
心になるようで、やはりこの気分変調症も、男性に比べ
て女性の方が発症率は高くなる傾向のようです。気分変
調症もまた、遺伝することが良くあると言われています。

 

 

 

 

 

気分変調症の特徴的な症状とは?

 

 

 

長期に渡る軽めの抑うつ状態。

 

日常生活において、何も楽しめない。

 

いままで楽しめていた趣味などにも興味がなくなった。

 

過食あるいは、食欲不振

 

倦怠感がある

 

睡眠は、不眠であるか過眠のどちらか

 

自分の無価感、自信喪失

 

自己嫌悪がある

 

絶望感がある

 

集中力、決断力の低下

 

 

 

上記の症状のうち、2つ以上の症状が、2年以上の長期
に渡って、毎日常にある。一日のうちでは、午前中より
も午後からのほうが、症状が悪化する傾向がある。

 

 

 

長い人だと、生まれてから今までずっと気分変調症だっ
たという人もいると言うから驚きです。

 

 

 

生まれてからずっと何をしても楽しくなく、憂うつで疲
れやすい、眠れないなどの症状があっても、これは生ま
れつきの性格の問題だと考えてしまうために、見落とさ
れやすい病気なのです。

 

 

 

上記のような症状が、以前から常にある、という人は、
性格的な問題ではなく、見落とされている気分変調症で
ある可能性が高いので、受診されることをおすすめしま
す。気分変調症は、抗うつ薬が効く場合も多いといわれ
ています。

 

 

 

 

 

 


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