子どもが”うつ”になってしまったら、まずなにをするの?

うつ,子ども

 

 

 

 

子どもが”うつ”になってしまったら、まずなにをするの?

 

 

子どもの”うつ”が増えてきていると、最近はテレビな
どでも報道されるようになってきたが、それでも未だに、
子どもが”うつ”になるのかと、驚く人はたくさんいる。

 

 

約2万人の子どもを調査した、ある研究では、小中学生
の約2.5%が”うつ”を発症していたという。 

 

 

私も息子が”うつ”の疑いがあったときに、地元で一番
大きな病院の精神科の受診をお願いしたが、なんと3ヶ
月先まで予約で一杯でどうにもならなかった記憶がある。

 

 

その時は、そんなにも精神的な病で苦しんでいる人がい
るのかと、驚いた。大人だけでなく、子どもの精神疾患
も、かなり増加しているのだろう。

 

 

子どもが”うつ”になった場合にどうすればいいのかと
いう前に、子どもの”うつ”に、まず気づけるかどうかが
問題だと思う。子どもの”うつ”は大人と違い、分かり
にくい。

 

 

大人の”うつ”でも分かりにくいが、子どもの”うつ”
はもっと分かりにくいのだ。子どもは、自分の心の状態
を言葉でうまく説明できない。

 

 

その代わりに子どもの”うつ”は大人と違い、身体の不
調として現れる場合が多い。

 

 

身体に現れた症状を最初から”うつ”だと見極めること
は、医師でも難しいようだ。ましてや我々医師でもない
素人が、”うつ”だと見極めるのは困難だろう。

 

 

頭痛やめまい、吐き気や全身の倦怠感などの症状として
現れるため、そういった知識がなければ、まさか”うつ
”だとは、夢にも思わない。当然、まず小児科を受診す
ることになる。

 

 

”うつ”であるならば、いくら検査をしても異常はない、
との診断結果となる。この時点でも我々素人ではすぐに
”うつ”という病名は、普通出てこないだろう。

 

 

医師ですら分からない場合も多い。

 

しかし、ここで、知識があれば、子どもの”うつ”は身
体症状として現れるという知識があれば、次に精神科を
受診することを考えることができる。

 

 

でなければいつまで経っても、原因不明の偏頭痛などと
して、次から次へと頭痛薬を処方され、薬づけになって
しまう。

 

私の息子がまさにそうだった。

 

子どもの場合”うつ”だと気づくことは、大変難しいよ
うに思う。子どもの”うつ”に対する知識を有しておく
ことは、とても重要だということだ。

 

 

 

子どもの”うつ”身体症状と特徴的な行動

 

 

頭痛

 

食欲不振

 

体重減少

 

吐き気

 

腹痛

 

めまい

 

イライラ

 

注意力低下

 

不登校

 

引きこもり

 

成績が落ちてくる。

 

 

 

上記の症状が2週間以上続いているようなら、"うつ"を
疑えるようにしたいが、"うつ"ではない可能性もあるの
で、まずは小児科を受診し、身体の異常がないかどうか
の検査をしてもらう。

 

 

そこで異常がないとなれば、"うつ"の可能性を考え、精
神科を受診する。

 

 

保健所での児童発育相談や精神相談の窓口などでも大丈
夫だ。そこで"うつ"ということがわかれば、治療となる
わけだが、子どもの"うつ"の場合も大人と同じように、
十分な休養と薬物療法が中心になる。

 

 

休養は大事だが、子どもの薬物療法に関しては、副作用
などの問題で、現時点では意見が分かれている

 

 

子どもの場合、薬物使用は医師と相談の上、慎重に使用
したいが、私個人の考えとしては、自殺念慮などの危険
な副作用の可能性がある限りは、薬物療法以外の治療法
で臨みたいが.....

 

 

いずれにしろ"うつ"であれば、周りの大人は、焦ること
なく時間をかけて、じっくりと治療してゆく覚悟で望む
ようにすることが重要になる。

 

 

学校ももちろん大事だし、進学の心配もある、でも一番
重要なのは、子どもそのものなのだから、まずは、"う
つ"の治療に集中するべきだろう。

 

 

 

 

 


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